免疫があるのにどうして病気になるの?2

2016年1月21日(木)

続・免疫シリーズです~(#^^#)
 
 
今日は
 
「免疫があるのにどうして病気になるの?」
 
その2です☆
 
 
その1はこちら↓
免疫があるのにどうして病気になるの?1
 
初めての方は最初からどうぞ♪(o・ω・)っ”
 
1.「免疫ってなんだろう?
2.「免疫ってどんなふうに働くの?
 
 
 

夜になると熱が高くなる理由とは?

 
 
ウイルスが入ってきたときに戦ってくれるのは
主に
 
リンパ球 ( ・`д・´)っ >>> YYY ←武器(抗体)
 
 
ですが
 
 
リンパ球の中の「B細胞」という免疫細胞は
 
戦うための武器(抗体)を作るのに
 
3~5日かかります。
 
 
え~
さっさとやっつけちゃえばいいのに!
なんでそんなに時間かかるんだよ~
 
と思いますよね・・(=_=)゜
 
 
どうして?というと…
 
 
ウイルスは、すぐには私たちを恐怖に追い込みません。
 
ウイルスは自分自身では繁殖できないんです!
 
人間の細胞に入り込んで、その細胞分裂の力を利用して
増殖していきます。
 
 
だから身体は
 
ウイルス退治はゆっくりでいいよね~
だって他にもやることたくさんあるんだから~
 
と判断して
 
副交感神経<リラックスの神経>が優位となったときに
せっせと武器(抗体)を作ります。
 
 
時間でいうと
 
夕方~夜中にかけて
 
ですね(´?`?)
 
 
あれ。
 
夕方~夜中にかけて
 
というと
 
 
熱が高くなる時間帯 (゜m゜)
 
じゃないですか??
 
 
そうです
 
ウイルスは高温に弱いので
熱を出して、ウイルスの動きを鈍らせて
 
その間に武器(抗体)を作っているんですね~~
 
 
いくら脅威でないウイルスとはいえ、
自分の免疫では勝てないほどに
ウイルスの力が強くなってしまったら大変!
 
身体にはちゃーんと防御機能が備わっているんです。
 
 

一度かかった病気にはかからない!その仕組みとは?

 
さて
ここからが今日の本題。
 
 
リンパ球(B細胞)は、抗体という武器をつくって
 
ウイルスと戦ったり、
異物を処理したりしますが
 
B細胞の中には
 
敵の情報を記憶してひと休みするものがある
 
と以前の記事で書きました。
 
 
この機能のおかげで
 
以前戦ったことのある敵が侵入してくると、
 
 
「こいつ知ってる!敵だ!
この武器(抗体)で倒せばいいんだ!」
 
 
と、武器を作るスピードもUP!(≧▽≦)
 
素早く倒すことができたり
 
その発症を抑えたりすることもできます。
 
 
これが
みなさんがよく耳にする「免疫」かもしれません。
 
 
一度かかったものにはかからない
 
っていうやつです。
 
 
ということは、ですよ。
 
 
一回戦わせればいい
 
っていうことになりませんか?(#^.^#)
 
 
そのおかげで、免疫細胞は
 
すばやく「敵」と認識することができて
 
さらにその戦い方も分かっている
 
すぐに武器も作れる
 
んです!!
 
 
同じ敵や
似ている敵が侵入してきたら
 
「この敵は前に戦ったことのあるやつだ!!
もう武器の作り方分かるぜ!」
( ・`3・´)っ YYY
 

 
すぐに武器(抗体)つくる
(*´∀`)v YYYYYY 量産っ
 

 
退~治!!
 

 
なんか調子悪かったけど
一晩寝たら治った~~
薬飲むまでもなかったわ♪
 
ということになるんですヾ(o´∀`o)ノ
 
 

免疫を弱らせる、薬の使い方

 
 
何度も書きますが
薬=悪者 ではありません。
 
その使い方が鍵となります。
 
 
あ~熱が出た~
鼻水も出るし、お腹もゆるいし…
もう3日も調子悪いよ…
 
じゃ~薬、飲もうか
 
 
って
 
自分の免疫に戦わせず、
 
薬の力でウイルスや病原体をやっつけてしまったら
 
 
免疫細胞は
 
「な~んだ、出番がないみたいだね。
武器まだ作ってないけど、もう敵もいないみたいだし」
 
って
なりますよね。
 
 
普段は、T細胞というリンパ球の指令がないと
眠っているB細胞たちです。
 
「なんか知らないけどもう敵がいないから
仕事お~わりっ
おやすみ~~~(-_-)zzz」
 
ですよ
 
 

 
次に同じ敵や
似ている敵が侵入してきても
 
前に戦った記憶がないから
 
 
「こいつ初めて会うやつだな!
よ~し、武器を作ろう」
 

(時間かかる)

 
また薬で退治
 

 
「あれっ?また出番なしかぁ」
(-_-)zzz
 
 
ということを繰り返していると…
 
 
免疫細胞は
 
自分で武器を作ることができなくなったり
 
そのスピードがすごく遅くなったり
 
ウイルスを弱らせる反応ができなくなったり
(髙い熱を出すとか鼻水を出すとか)
 
するんです。
 
 
これが以前から書いてきた
 
「免疫は持っているだけじゃだめ、
発動させないと意味がない」
 
っていうことなんです。
 
 
すぐに薬に頼って
自分の免疫を使わずに閉じ込めていると
 
免疫はどんどん弱くなってしまいます。
 
免疫細胞も立派な身体の一部。
使って使って
鍛えてあげなくっちゃ(v´∀`)ハ(´∀`v)
 
活性化ですよ~ヾ(o´∀`o)ノ
 
 
続きます~!
 
その3はこちら→「免疫があるのにどうして病気になるの?3」
 
今後書いていく予定はこちらです♪
・ウイルスじゃなくて細菌の場合はどうなるの?
・免疫をフル活用するための過ごし方
・アレルギーってどうしてなるの?
・子供の免疫を高めるには
 
全然「子供と免疫」まで行きませんねヾ(・ω・`;))ノ
すみません…(汗)
 
 
カサカサ落ち葉の上を歩くのが大好き?
 
わが家の愛犬(ちーず)
 
こんなところで微生物と触れ合うのも
免疫システムを高める方法のひとつです(#^^#)
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引用元:免疫があるのにどうして病気になるの?2