風邪を引くとなぜ寒気がする?~免疫と体温の仕組み~

2019年4月6日(土)

風邪を引くと、ぞくぞくっと寒気がしますよね。

別に寒くなくても、寒気を感じます。たとえば夏でも。
体温が下がっているわけではないのに。

それってなんでだろう?って考えたことありますか?

 

今日は風邪と体温の関係について書きますね^^

 

そもそも風邪というのは、免疫が弱ってなんらかのウイルスに感染したとき、もしくはウイルスが強くて(or免疫が弱くて)身体が勝てなかったときに出る症状です。(風邪はほとんどがウイルス感染です)

ウイルスなどの病原体は何も冬だけではなくて、一年中そこら中にいますから。
元気なときは私たちの免疫が常にウイルスの侵入を防いだり、ウイルスを退治したりして身体を守っているんですね。

それで、ウイルスが身体の中に侵入すると免疫チームのウイルス担当、リンパ球が騒ぎ出します。

「敵が来たぞ!みんな起きろ!戦う準備をしなければ!」と。

リンパ球っていうのは普段は眠っていて、敵が来たときに数を増やしたり戦う武器を作ったりします。

 

つ・ま・り

初動が遅いんですよねーーーー(◎▽◎;)

※初動が早いのは、主に細菌と戦う顆粒球という免疫部隊です。免疫チームはたくさんの部隊で構成されているんです☆

 

リンパ球が本格的に戦うまでに、3~5日かかると言われています。
(普段から免疫を使っていない人はもっとかかるかもしれません。みんなこれを待てずに薬飲んじゃうんだよね。で、さらに自己免疫が落ちるっていうスパイラル。。)

 

3~5日かかる間に、少しでもウイルスを弱らせよう!ということで身体は体温を上げようとします。ウイルスは高温で動きが鈍るんです。

このとき、寒気を感じます!

つまり「体温を上げなきゃ」=「いま、体温が低い」って勘違いするんですね~。寒気を感じたときにブルブルっと震えるのも体温を上げようとする身体の反応。

 

で、体温上げてウイルスの動きを弱めて、リンパ球が武器(抗体)を発射して戦ったら、そのあとは顆粒球の出番です。
リンパ球の武器(抗体)で動きを封じられたウイルスを顆粒球が処理します。

顆粒球は敵を処理するときに周りの常在菌や細胞を傷つけて炎症を起こし、さらに自らも死にますから、常在菌や顆粒球の死骸が黄色い鼻水の正体なんですね~。ネバネバとした黄色い鼻水は、風邪の終盤を告げるものです。
(実際にみなさんも経験していますよね?黄色い鼻水は治りかけ~って)

 

風邪のときに体温を上げる仕組み、そして風邪と戦う免疫チームの仕組みは簡単に書くとこんな感じです。

ちなみにリンパ球が数を増やすのは主に夜。副交感神経優位のときです。顆粒球は交感神経優位のときに活発になります。

寒気を感じたら、すぐに温かくして早めに眠るべし!ですね。
生姜湯とか、マヌカハニーもおすすめです^^できるだけ薬を使いたくないという方は漢方薬も◎

ホットミルクとかは身体は温まるけど、特に身体に良い成分とかはないです^^;(プラセボ効果を狙うならOKですが)

 

インスタグラムには書きましたが、少し前に風邪を引いてしまった私です。汗

みなさんもお気をつけくださいまし!

 

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