免疫があるのにどうして病気になるの?4

2016年3月7日(月)

今日はまた免疫のお話~
 
続きです(#^.^#)
 
 
「免疫があるのにどうして病気になるの?」
 
その4、細菌編 ですっ
 
 
ウイルス編を読んでいない方、
初めての方は最初からど~ぞ♪(o・ω・)っ””♪
 
1.「免疫ってなんだろう?
2.「免疫ってどんなふうに働くの?
3.「免疫があるのにどうして病気になるの?1
4.「免疫があるのにどうして病気になるの?2
5.「免疫があるのにどうして病気になるの?3」
 
***
 

「日中の急な発熱、朝になっても下がらない」熱の正体は?

 
風邪を引いたりすると
 
夕方から夜に熱が上がって~
 
朝になると、少し下がってる!(´?`?)
 
 
おっ
元気になったかな?
 
と思うと
 
その日の夕方からまた熱が上がる。。(xωx)
 
 
これがウイルスに対抗するため
免疫の自然な動きだと、以前の記事で書きました。
リンパ球の働きですね。
 
 
 
では
 
日中から熱がぐわ~っと上がる。
ありゃ高熱!
 
朝になっても熱が下がらず、高いまま。
 
ヽ(´Д`;≡;´Д`)丿
 
 
この場合はなんだろう?
 
 
これはウイルスではなくて細菌感染の可能性が高いです。
 
 
細菌に感染した場合、ウイルスとは違って
 
最初から高熱で、
その熱が日夜問わず続きます。
 
 
細菌は、私たち人間の生命を脅かすものがあるからです。
 
身体の免疫は、のんびりしていられません。
 
ε=====(っ`ω´)っ
 
 

細菌感染したときに活躍する免疫細胞

 
ウイルスのときはリンパ球という免疫細胞が
 
3~5日かけて敵と戦う武器(抗体)を作って
敵をやっつけていました。
 
 
細菌のときは…
 
”顆粒球”
 
という免疫細胞です。
 
 
この顆粒球は、健康なときでも免疫細胞の60%を占めていて
 
敵がきたらすぐに戦います!!
 
 
どんな風に戦うかというと・・・
 
食べて殺す!
 
Ψ(´Q`?)Ψ
 
武器を作って戦うわけじゃないんですね~
敵を食べちゃう!
 
しかも丸飲み!
 
ε=(´ω`*)
 
 
この食べる行為は『貪食(どんしょく)』と呼ばれます。
 
 

膿や黄色い鼻水の正体は・・・

 
顆粒球は、細菌たちを食べて殺しますが
 
その時に
自分も一緒に死んでしまう のが大きな特徴。
 
ヾ(・ω・`;))ノ
 
 
それが膿の正体です。
 
膿は、顆粒球や細菌の死骸なんですね~
 
 
風邪の治りかけや、細菌が原因で
 
黄色い鼻水 
黄色い痰 が出ますよね。
 
これも顆粒球や細菌の死骸です。
 
 
そして顆粒球は細菌と戦ったときに
周りの正常な細胞まで傷つけてしまいます。
 
 
こうして起こるのが 炎症 です。
 
 
顆粒球は
 
・敵を見つけたらすぐ行動開始!
・敵を丸飲み!
 
そんな強い免疫細胞ですが
 
・自分も一緒に討ち死にして
 
さらにそのときに
・正常な細胞まで傷つけてしまう(=炎症)
 
 
こんな免疫細胞です。
 
リンパ球と顆粒球がバランスを保って
私たちの身体の免疫を作っています。
 
 
ちなみに…
 
リンパ球は
3~5日経てば武器が完成するから
そこまで(可能なら)待ちましょう
(=免疫強化)
 
でしたが
 
顆粒球は
すぐに敵と戦うため
症状が回復しない場合や
悪化している場合は
 
医療機関へ。
 
その場合、待っていても免疫は強くなりません。
むしろ感染症などの心配がありますので。。
 
 
症状や状態をよく見て
それぞれ対応の仕方を考えることが大切ですね!(*^^*)
 
画像
顆粒球過多の時は…のんびり過ごして♪
 
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引用元:免疫があるのにどうして病気になるの?4