アレルギーはどうしてなるの?~子どもも花粉症になる時代~

2016年3月25日(金)

今、私(30代)の子供時代とは比べものにならないほどアレルギーを持っている子どもが多い時代ですが、花粉症もその一つ。

私はずっと埼玉に住んでいますが子どもの頃には「花粉症」という言葉さえ知らずに育ちました。当然、当時はクラスに花粉症の子なんていません。(地域によって違うのかしら?みなさんの子ども時代はどうでしたか?)

今は・・・花粉症の子がけっこういますね~( ノω-、)
小学生や中学生、保育園にもちらほら。

これはもう、”可哀想”という言葉で片付けてはいけないと思うんです。「子どもの花粉症、諦めないで~!頑張ってなおそ~!」と呼びかけたくなります(笑)

ちなみに私はもう10年以上も前に大学時代の仲間と相模湖(神奈川県)に旅行に行き、大量の花粉を吸い込んで花粉症を発症。

TVで見るような、大量の黄色い花粉が空を舞っていたのです( ; ロ)゚ ゚あれにはびっくりしたなぁ(苦笑)私以外にも数人、この旅行で花粉症になっていましたヽ(´Д`;≡;´Д`)丿

それから毎年毎年、春と秋にひどい花粉症で苦労しましたが今はほとんど症状も出ず、年々かなり良くなっています♪

そう!花粉症はよくなるんです!!

ではそもそもどうして花粉症になるのでしょうか?

身体はいらないものをコップに溜めこんでいる

身体の中には、不要なものを処理する処理班があります。

肝臓、腎臓、腸など…ですね~

身体の中の異物や毒、いらなくなったものを分解したり解毒したり排出したり・・・休みなく、働いていますp(・ω・*q)

でもそんな処理班も完璧じゃありません。

どう処理していいか分からないものやたくさんあって処理しきれないものは「うーん、今は無理っ。ちょっと後回しね」って身体の中に溜めこみます。

「あとで処理するもの」と書かれたコップに、とりあえず放り込んどけ!ってイメージです。

添加物や防腐剤、シャンプーや大気汚染などに含まれる化学物質や環境ホルモン、重金属や過酸化コレステロールなど、どんどんコップに入れていきます。

そしてここでポイントなのがコップにいれるときに『抗体』を作るんです。

 

免疫が発動するとき、アレルギーが起きる

『抗体』とは、免疫細胞であるリンパ球の武器ですね。
一度武器(抗体)を作っておけば、その次に同じものが侵入してきたときに、すぐに戦える…と以前の記事で書きました(コチラ⇒

で、抗体を作りながらコップにどんどん溜めていき、いつしか「もうコップの容量オーバー!」となったとき、コップに入れようとしてもあふれ出します!!

そうして身体の中にあふれ出すと、たくさんの抗体を作り出し、免疫が発動!

これがアレルギー症状の始まりです。

例えば、①『花粉』の抗体を持っていて ②『花粉』が体内に入って ③コップの容量がないとき、身体は「マズイ!これ以上入ってきても処理できない!大変だ!」と鼻水やくしゃみを出して目からは涙を流し、花粉を侵入させまい、とします。

そう、これが花粉症の症状です。

 

花粉症の原因は『花粉』だけではない

上記の例では、花粉症を発症した原因はコップが容量オーバーになったから、ですがコップがあふれたのは『花粉』が大量に侵入したからではなく上に書いた、他の不要なものでいっぱいになっているからなのです。(添加物や防腐剤、シャンプーや大気汚染などに含まれる化学物質や環境ホルモン、重金属や過酸化コレステロールなど)

だから『花粉症=花粉に対する反応』と単純に考えてもダメなんです。

今、花粉症になったあなたの身体はどんな状態かな…ってきちんとみてみる必要があります。子供も同じ。

もちろん、コップの容量も生活環境も肝臓や腸などの処理班の能力も個人差がありますのでその人その人の身体で考えなくてはいけませんね(#^.^#)

思いのほか長くなってしまったので、続きます~

以下のテーマについて書いていきます!(予定)

・アレルギーと免疫の関係
・アレルギーと自律神経
・アレルギーと子どもの成長
・アレルギーと薬
・アレルギーとデトックス
・アレルギーと血液循環

など

軽~くささっと書こうと思ったら・・・!!( ; ロ)゚ ゚

やっぱりアレルギーは軽く書けるものじゃないなぁ。。。