完璧主義をやめたい!脳の思考ルートを変えれば自分を変えることができる

2018年2月16日(金)

こんにちは。^^

「自分は完璧主義でつらい」と自覚している人って結構多いですよね。そしてそんなあなたは「完璧主義な自分を変えたい。でもなかなかできない…」と悩んでいませんか?実は、誰でも完璧主義者から抜け出すことができるのです!今日はその方法を1つご紹介します。(*^^*)

 

✦目次✦
-1. 完璧主義はなぜ報われないの?
-2.「正しい」「間違ってる」にとらわれると生きるのがつらくなる
-3.「正しさ」へのこだわりを捨てれば、ありのままの自分を愛することができる!
-4. 思考ルートは変えられる!どんどん上書きして、考え方の癖を直そう!

※この記事は2017年7月6日に投稿した記事に加筆修正しています。

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完璧主義はなぜ報われないの?

あなたは知らずうちに「正しさ」を追及していませんか?

私は昔、そうでした。(^^;

吉野弘さんの『祝婚歌』にこんな歌詞があります。

正しいことを言うときは
少しひかえめにするほうがいい

正しいことを言うときは
相手を傷つけやすいものだと
気づいているほうがいい

『祝婚歌』より一部抜粋

完璧主義者のあなたには、次のような経験があるのではないでしょうか。

・正論を言っても周りから認めてもらえない
・絶対に自分のやり方がいいのに、同意してもらえない
・良かれと思って相手のために尽くしてもなぜか好かれない

それは、こんな理由だったのです。

 

正しい=良い』とは限らない。
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*
正しいことをしてるからいいわけじゃない。

正しいことを言うことが相手のためになるわけじゃない。
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まずはここをしっかり認識しておく必要があります。
思い返してみてください。

相手が反論できない正論をつきつけて「ほら、私の言う通りでしょ?こうした方があなたのためなのよ」とすることは相手を喜ばせているのかどうか。
「このやり方が絶対いいから」「あなたのココが良くないのよ、こうした方がいいよ(私はあなたのためを思ってるのよ)」と言うことで相手が救われているのかどうか。

ここまでは、頭では分かってるよ~という人も多いんじゃないかと思います。
でも感情がそこにマッチしない。

それは実は、脳の思考ルートの問題だったのです!

じゃあどうすればいいのでしょうか?順を追って説明していきます。

「正しい」「間違ってる」にとらわれると生きるのがつらくなる

「正しく生きる」ってけっこうキツかったりする。
そもそも”正しい生き方”なんてないんだけど、自分の中でそう想い描いてるってことね)

子どもや親に優しくしなきゃって思っててもついキツイことを言っちゃったり、もっと効率よく仕事しなきゃと思ってても目の前のことに追われてできなかったり、もっと頑張らなきゃダメだ、もっと母親らしくしなきゃダメだ、もっとこうしなきゃ、ああしなきゃ・・・って自分を責めてる。多かれ少なかれ、きっとみんなしてる。

そして自分でも思ってることを人から言われるとグサッと突き刺さる。分かってても、いや分かってるからこそ突き刺さる。

そうしたいけどできない自分がダメな人間だと否定されたみたいで。

だから正しいことを言うと、あなたの周りの人を傷つけたり苦したりしてしまう。
そして忘れちゃいけないのは、自分自身を苦しめてしまうこともあるということ。

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私は若いころ何にでも一直線でがむしゃらに生きていて、この『祝婚歌』を初めて目にしたとき(23、4歳?)「ほほ~なるほどね、本当にその通り!」と思ったけど、実生活に活かすことができず(汗汗汗)

まぁ、本当の意味で分かっていなかったんだろうなぁと思います。
幼かった。自分。。


なんだろうね、

・正しいことを言って自分を満足させたかったり
・自分のすることを正当化させたかったり
・相手をねじ伏せることで満たされない何かを埋めていたり
(そんなことをしても根本のところは埋まらないんだけど)

なのかなぁって、今になって思ったりします。。

このころはそんな現実の自分と、本当はそんなこと求めてないよという自分の狭間でつらい毎日を過ごしていました。

「正しさ」へのこだわりを捨てれば、ありのままの自分を愛することができる!

昔は完璧主義でこだわりが強かった私(←病気になったほど)が、今はとっても心穏やかに、ストレスがなく毎日を楽しく生きられるようになった経験から語らせてもらいます!^^

 

「正しい」とか「間違っている」というのは自分が勝手に思い込んでる価値観のひとつでしかない。
もしも「ぜぇっっったい自分が正しい!!」と思っても一度冷静になって相手を受け止めよう。
(受け入れなくても、受け止めるだけでOK)

肩の力を抜いて生きると自分も周りもすごく楽になる。

こうすべき、これが正しい、こうでなきゃ、という固定観念や強迫観念がなくなると受け入れ幅が広がって、自分も相手も許せるようになります。

 

あんな風に生きられない自分はダメな人間だ、っていうプレッシャーがなくなってありのままの自分を愛せるようになるんです!^^



「自分の言ってることが正しい」「自分は正しいことをしている」と思っていると、相手にもそれを求めてしまうし、自分もその狭い枠からはみ出すことができなくなって、すごいストレスになります。

私も散々その枠の中で苦しみました。(;´Д`)

自分の考えが正しい!と思っていると、相手を受け入れられないんですよね。
で、自分自身もその理想の正しい自分っていうのになれなくて辛くなっていくという負のスパイラル。

そのスパイラルから抜け出したいあなた!
大丈夫。誰でも抜け出すことができますよ~!

思考ルートは変えられる!どんどん上書きして、考え方の癖を直そう!

以前『ポジティブな言葉を唱えるべき絶対的な理由』で書きましたが、人間の脳は1日に6~10万語もセルフトークを繰り返しています。そしてなんとその98%は前日の繰り返し。

つまりどんなことかというと、「私が言ってることが正しいのに」「どうして”ちゃんと”してくれないんだろう」「こんなこともできない私はダメだ」って考えてると、次の日も次の日も無意識下でこの言葉が繰り返されて、どんどん蓄積されて、いつの間にか勝手にその思考ルートになってしまうということ。

怖いですね~
でも大丈夫。”考え方は癖”ですから、直すことができます。

そう、スポーツ選手がフォームを修正するように、身体(脳)に染み付いてしまった癖でも取ることができます。

もし完璧を求めてしまったり、”正しさ”を追及してしまう自分に気づいたら、その時が自分を変えるチャンス!^^

まずは深呼吸して、心を少し落ち着けましょう。

そして、考え方の上書きをします。

たとえば「〇〇さんはこう思うんだ、そんな考え方もいいね」とか「人には得意・不得意があって当たり前だよね。できなくってもいいんだ」とか「なにをヨシと思うかなんて人それぞれだもんね」とかね。

本当はポジティブな言い回しがいいんだけど、最初のうちは「私の思い通りに人を動かそうとしちゃダメだ」とか「これは自分の価値観を押しつけてるだけだわ」とかの気づきを思い浮かべても良いと思います。

ポイントは「はッ!またこんな風に考えちゃってる!」と気づくたびに上書きすること。

そのときに、「またこんな風に考えちゃった、私ってダメだなぁ!」っていうのは思わないでください。それは無意識(潜在意識)の部分で行われてるルーティンのようなものなので。今までの思考ルートがそうさせているだけですから。^^

 

「正しい」「間違ってる」は自分の価値観だということ、そして今までの考え方の癖を直すことで完璧主義を抜け出すことができます。人によっては時間がかかるかもしれませんが、必ず、誰でも解決できます。本当に毎日が楽しく過ごせるようになるので、ぜひやってみてくださいね!^^

では、長くなりましたのでこのあたりで!
いつもブログをお読みいただきありがとうございます♡(๑˘◡˘๑)♡感謝!

 

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深層リンパドレナージュサロン&スクールPierreBlanc
心とからだのセラピスト 白石かおり

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