こんにちは!^^
今日は呼吸についてです。今までにも呼吸の大切さについてお伝えしてきましたが、自分でも気づかないうちに呼吸が浅くなっている人がとても多いので、改めて「疲れにくい身体になるカンタン呼吸法」をご紹介します。
『いつでも・どこでも・誰でもできる簡単かつ効果の高い呼吸法』ですので、ぜひやってみてください!
※この記事は2015年4月24日に投稿した記事に加筆修正しています。
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私たち現代人は、「呼吸が浅い」と言われています。
実際に私がサロンで施術したときに「呼吸が浅いですね」「呼吸器が弱っています」とお伝えすることも少なくありません。(これは触るとすぐ分かります。触らなくてもその人を見ただけで分かる場合もありますね)
具体的には、①吐く量が少ない、②吸う量が少ない、③吐く・吸うともに回数が少ない、の3つですが、「①吐く量が少ない」と「③吐く・吸うともに回数が少ない」が圧倒的に多いように思います。
原因は一概には言えませんが、ストレスや交感神経の緊張、働き過ぎやスマホ、ゲームなどが挙げられ、まさに現代人が陥りやすい症状のひとつと言えるでしょう。
自分ではなかなか気づかない人が多いですが、実は呼吸が浅いとこんな症状が起きてしまうのです。
この中の症状が1つでも当てはまる、という方もいるのではないでしょうか?
そんなあなたはもしかしたら、気づかぬうちに呼吸が浅くなっているのかもしれません。
実は呼吸を改善するだけで元気になったり、悩み事が減ったりするのです。
当たり前ですが、私たちの身体には酸素が必要不可欠ですよね。酸素を取り入れることができなくなったときには死が待っています。
ヒトの身体は約60兆個もの細胞から成りますが、その細胞1つ1つが酸素を必要としています。これは私たちが活動するためのエネルギーを生み出す”ミトコンドリア”の働きによります。身体は酸素を使ってエネルギーを生み出し、そのときに発生する二酸化炭素を身体の外に排出しています。
(ミトコンドリアの働きについては、近いうちに過去記事のリンクを貼ります。お待ちください)
代謝が悪いと老化が進み、食事制限などをしても痩せにくくなりますよね。
そして酸素が少なくてミトコンドリアが活発に働けないと、身体は代わりに「解糖系」というエネルギー生産をおこないます。この「解糖系」というエネルギー生産回路は酸素を使わずにエネルギーを作ってくれます。ですから呼吸が浅くてもエネルギーは作られるのですがミトコンドリアが生み出すエネルギーよりももっと効率が悪く、持久力のない瞬発的なエネルギーとなります。
これにより、エネルギー不足や持久力のない身体、疲れやすい身体になってしまいます。
また酸素が身体の隅々までたっぷり運ばれると、ミトコンドリアも活発になり脳や臓器がエネルギッシュに働くことができ、疲労回復をすることもできます。逆にイライラしたり情緒不安定になるのは、酸素不足により脳の働きやホルモン分泌がうまくいかないことが原因の場合も…。
それから、呼吸は自律神経とも大きく関係しています。
自律神経は通常自分ではコントロールできませんが、唯一コントロールできるのが呼吸。
吐くことで身体は副交感神経に傾き、リラックスモードになります。緊張をほぐし、ストレスを和らげることで疲れを取ったり明るい気分を取り戻したり、睡眠の質を上げることができるのです。
では、いよいよ効果的な呼吸法をお教えしたいと思います。
良いとされている呼吸法はたくさんあります。ですが、覚えにくかったり気軽に簡単にできないものだとなかなか続きません。
続かないと意味のないことですので、今回は『いつでも・どこでも・誰でもできる簡単かつ効果的な呼吸法』をご用意しました!
腹式呼吸は、吸うときにお腹をふくらませ(横隔膜を下げる)、吐くときにお腹をへこませる(横隔膜を上げる)やり方。私のセミナーでもいつも実践しているものですが、8秒かけて吐く、という部分がなかなか難しい方も多いようです。普段浅い呼吸だと最初は苦しいかもしれませんが、慣れてきたら楽にできるようになります!
また、余裕ができたら次のようにやるとより効果的です。
・吸うときに、澄んだキレイな空気を吸い込むイメージ
・吐くときは、身体の中のネガティブなものや気持ちを吐き出すイメージ
この呼吸法はいつでもどこでもできます。
1日のうち何回やっても良いので疲れを感じたとき、気づいたときにやってみてください。
できる方は、もっと秒数を長くするとまたグッと効果があがります。
これは自律神経を整える基本の呼吸法となりますのでまずはこちらを実践してから、他の呼吸法を試してみるといいですね!
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今回は『ストレス解消にも効果あり!疲れにくい身体になるカンタン呼吸法』について書きました。「これだったら私にも簡単にできそう!」と思っていただけましたでしょうか?(もちろんできますよ~♡)
日々忙しい生活を送っていると、ほっと一息つき、深呼吸をするという機会も少ないかと思います。そうして気づかぬうちに酸素不足に陥っているのかも…。腹式呼吸は普通の呼吸(胸式呼吸)の3~5倍もの酸素を取り込めるといいます。
ぜひ今日から、意識してやってみてください!^^
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いつもブログをお読みいただきありがとうございます♡
深層リンパドレナージュサロン&スクールPierreBlanc
心とからだのセラピスト 白石かおり
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