低気圧だと体調が悪くなるのはなぜ?対策は?【めまい・頭痛・湿疹アトピー・喘息】

2018年6月8日(金)

こんにちは^^

いよいよ関東も梅雨入りです!・・・といってもまだ晴れの日が多いですね。梅雨入りするともちろん低気圧の日が続き、体調を崩す方が多くなります(T_T)

当サロンのお客様にもそういった方はとても多くて、みなさん「あぁスッキリ!すごく良くなりました~♬」とおっしゃって帰っていかれます。そう、体調が悪くなるにはちゃんと理由があるんです。ここのところを理解すると、どうすれば良くなるのか?なにをすればいいのか?が見えてきます。

今日は「どうして低気圧だと体調が悪くなるの?対策は?」について書いていきます。ぜひみなさん役立て、つらい症状や不快な症状を改善してください^^

– – – 目次 – – –

1.低気圧になるとどんな症状が出るの?
2.自律神経は気圧と大きく関係している!
3.副交感神経が優位のとき、身体の中はどんなことが起きるの?
4.低気圧のときは身体が膨張する!
5.低気圧のときに起きる身体の不調、その対策は?

 

1.低気圧になるとどんな症状が出るの?

まず、低気圧になると身体にどんな影響があるのでしょうか?

めまい、頭痛、身体が重い、だるい、やる気がなくなる、肩こり、関節痛、湿疹・アトピーの悪化、ぜんそく・気管支炎の悪化、など人によって色々な症状が現れます。

・やらなきゃいけないのにやる気が出ない。
・めまいや頭痛で何もできない。
・アトピーやぜんそくが悪化して眠れない。

つらいですね、つらすぎます(><)

「どうも天気が悪いと、こうした症状が起きるみたい・・・」という人も多いと思います。

これには自律神経が影響しています。

2.自律神経は気圧と大きく関係している!

自律神経はいろいろな影響を受けますが、気圧の影響もバッチリ受けます。

<自律神経と気圧の関係>

・気圧が上がる(高気圧)と交感神経優位になる

・気圧が下がる(低気圧)と副交感神経が優位になる

つまり気圧によって身体の働きが左右するのはしかるべきことなんですね。低気圧になると、身体は意志とは関係なく副交感神経に傾いてしまうのです。

 

3.副交感神経が優位のとき、身体の中はどんなことが起きるの?

じゃあ、副交感神経が優位になるとどうして上に書いたような症状が起きるの?というと・・・思い出してください。

副交感神経は【リラックス・回復の神経】でしたね!

傷や炎症を修復、消化・吸収をして栄養を得る(胃・小腸)、要らないものは出す(大腸)、そして良質な眠り、疲労回復。これらの働きを助けるための神経です。

「えー?回復の神経なのに、なんで逆に体調が悪くなるの~~?」と思うかもしれません。笑

実は、副交感神経が優位になると身体の中ではこんな動きが起こるのです。

 

血管は拡張し、身体の修復のために血流がよくなります。すると、拡張した血管がまわりの神経を刺激して頭痛が起きます。また急に血流がよくなることで目まいやたちくらみが起きたり、今までゆるやかな流れだったものが急に動き出すことで、だるさ、重みを感じたりもします。これはふだん循環(巡り)が悪い人、身体が冷えている人がなりやすい症状です。

デトックス(排毒)の力が高くなります。回復するためには毒素や老廃物は外に出さなきゃ~って身体はちゃんと分かっています。アトピーや湿疹は身体の中の毒素を皮膚から出す症状なので、より悪化します。(そうでない人は腎臓がきちんと働いて尿や汗などから排出、もしくは肌のバリアが強いので体内に溜めこむ)

■血管は拡張するんだけど気管は狭くなります。だからぜんそくは悪化します。だってリラックスするときに、あまり酸素はいらないでしょ?酸素が必要なのは活動するとき、獲物をつかまえたり敵から逃げたりするとき。運動するときは酸素をたくさん求めて呼吸が早くなるけど、寝ているときはゆっくりした呼吸になるのを想像すると分かりやすいと思います。

■「活動したい」という自分の意志(脳の指令)に反して、身体はお休みモード。この差によりイライラしたり、ホルモンのバランスの崩れによってやる気がなくなったりします。

これらはすべて身体を回復・修復しようという働きです。自律神経は意志とは関係なく働くので、「ちょっと待って!それはやりすぎ!」「今はやめて」などといった調整ができないのですね。

 

4.低気圧のときは身体が膨張する!

それから自律神経以外にも、こんな要因があります。

低気圧のときは身体は膨張した状態なんです。上から下に、空気が流れ込んでいる状態を想像してもらうと分かりやすいかな。ぐぐっと上から圧がかかっている感じ。ぬいぐるみを上から押すと身長が縮んで横に広がりますよね、身体はそんな状態です。膨張すると色々な神経を刺激してしまい、神経痛や関節痛、古傷が痛んだりもするのです。

 

5.低気圧のときに起きる身体の不調、その対策は?

さて、低気圧のときに体調が悪くなる原因が分かると少し気持ちが楽になることもあるかと思います。とはいえ、これらの症状はつらいもの。どうすれば楽になるのか、考えていきましょう。

【根本的な対策】は、身体を改善すること。具体的には「デトックス(毒素の排出)」と「血流改善」です。普段から毒素や老廃物を溜めこまず、血流が良く温かい身体というのは、気圧で副交感神経に傾いたくらいではなんともありません。体内循環は、血液・リンパ液・脳脊髄液の3つの流れを良くしておきましょう。

ただ身体の根本的改善は時間がかかりますから、これらの症状が出たときの【応急処置】も必要ですよね^^

【応急処置】は、交感神経を刺激する。はかりで言うと副交感神経の方に針が振りきれている状態なので、交感神経の方に少し戻してあげます。

具体的には・・・早起き、集中した活動をする、身体を温めない、冷たいものを摂る(”刺激”程度)、患部を冷やす、食事は少なめ、腕などをちょっとつねる、なども有効。交感神経を刺激する精油なども良。頭痛はコーヒー緑茶などのカフェインの摂取、喘息など気管支系は、横になって休むよりも起き上がっていた方がよい。湿疹・アトピーは一時的にステロイドの使用も選択肢に入れて。夜、眠れないときは起きて少し目を覚ますと楽に。メンタル面での不調は無理をしない範囲で活動すること。つらくても早寝早起きの生活リズムを意識する。

一時的な対策もいろいろありますが、自分に合ったものを選ぶことと、程度を調整することは気を付けてもらいたいです。たとえば身体を温めない方がいいといって、一年中シャワーで済ますとか、冷たいものを摂らなきゃと一日中冷えたドリンクを飲むとかはダメです(><;

いずれにしても、交感神経と副交感神経はどんな働きなのか、不快な症状がどうして起きるのか、が分かれば対応策が見えてくるはずです。今はネットでもすぐに色々な情報が検索できますが、「これがいいらしい」「あれで治るって」と簡単に鵜呑みにしないで、どうしてそうなるのか?というところから見ていくことが大切です。

もし何か分からないことや不安なことがあれば、いつでもご連絡ください^^私も何も分からないところからスタートしましたから。

 

では、今日もブログを読んでいただきありがとうございました♡

早くつらい症状にお別れして、毎日ハッピーに過ごせる身体を手に入れましょう!

いつもブログをお読みいただきありがとうございます^^

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深層リンパドレナージュサロン&スクールPierreBlanc
心とからだのセラピスト 白石かおり

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